試合記録

2015明治安田生命J1リーグ

1stステージ 第7節 vs 横浜F・マリノス

4月25日(土)15:03キックオフ @日産スタジアム

HOME  横浜F・マリノス 湘南ベルマーレ  AWAY
横浜F・マリノス 3 1 前半 0 0 湘南ベルマーレ
2 後半 0
8 > 11 勝点 7 > 7
 9分 アデミウソン
85分 齋藤 学
90+4分 富澤 清太郎
得点者
選手 シュート シュート 選手
GK 1 榎本 哲也 0 STARTING
LINEUP
0 秋元 陽太 1 GK
DF 13 小林 祐三 0 3 遠藤 航 3 DF
DF 5 ファビオ 1 2 アンドレ バイア 4 DF
DF 22 中澤 佑二 0 0 三竿 雄斗 17 DF
DF 23 下平 匠 0 0 高山 薫 23 MF
MF 28 喜田 拓也 0 1 菊地 俊介 2 MF
MF 6 三門 雄大 1 2 永木 亮太 6 MF
MF 7 兵藤 慎剛 0 0 菊池 大介 10 MF
MF 39 アデミウソン 6 1 大槻 周平 19 FW
MF 11 齋藤 学 2 1 ブルーノ セザル 9 FW
FW 16 伊藤 翔 1 0 山田 直輝 8 FW
GK 21 飯倉 大樹 - SUB - 梶川 裕嗣 21 GK
DF 4 栗原 勇蔵 - - 坪井 慶介 20 DF
DF 15 比嘉 祐介 - 0 古林 将太 5 MF
MF 27 富澤 清太郎 1 - 藤田 征也 14 MF
MF 25 藤本 淳吾 - 0 キム ジョンピル 15 MF
MF 10 中村 俊輔 0 1 アリソン 18 FW
FW 18 ラフィーニャ 2 - 可児 壮隆 26 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆45+1分 小林 祐三 14 シュート 11
8 ゴールキック 7
5 コーナーキック 5
11 直接フリーキック 16
2 間接フリーキック 0
1 オフサイド 0
0 PK 0
得点経過
◆9分
39 アデミウソン
左 11 ~ → 中央 7 → 39 右足S
◆85分
11 齋藤 学
右 相手DF こぼれ球 28 カット ~ 中央 → 11 左足S
◆90+4分
27 富澤 清太郎
中央 5 ↑ 左 18 ~ 中央 → 27 右足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
 
 
 
 
 
 
選手交代
◆62分
16 伊藤 翔 → 18 ラフィーニャ
◆70分
7 兵藤 慎剛 → 27 富澤 清太郎
◆81分
39 アデミウソン → 10 中村 俊輔
◆55分
9 ブルーノ セザル → 18 アリソン
◆60分
19 大槻 周平 → 15 キム ジョンピル
◆68分
10 菊池 大介 → 5 古林 将太
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
20,388人 曇一時晴、弱風 19.4°C 34% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
河本 弘 井上 知大 伊東 知哉 戸田 東吾 塚田 健太 佐伯 満

監督コメント

●曺監督 総括

お疲れさまでした。
神奈川ダービーということで緑のサポーターが本当に試合の開始から終わりまで、ずっと声援を送ってくれました。我々もこの試合に向けて準備をしてきたつもりですけど、試合内容や結果を見ると本当に準備をしてきたのかというような試合になってしまった。

サッカーの勝負というのは勝ち・負け・引き分けしかない中で、今日で3連敗ですし、状況的には外から見られる方はチームとしていい状況ではないという風に思われるかもしれません。去年J2で勝っている時も、あんまりいい状況ではないなという試合もたくさんありましたし、今回こうやって負けて、チームの中で前を向いてやろうとしない選手がいるとも思っていません。
ただ、自分たちの特徴とするスタイルを出して勝っていくには上っ面のことだけでは絶対にダメで、本質的に相手に対して何をする、何をしなければいけないのかということを、もっと一人ひとりが心の底から自覚していかないと、このリーグは乗り切れないと思っています。
僕に言われてからとか、ハーフタイムに指示をしてからアグレッシブになり出すとか、そういうところがチームとしてまだまだ幼稚だなと。ただそれは、選手もマリノスさんに対してこういうことをしなければいけないと一生懸命やってくれた結果だと思いますが、今日ピッチに立った選手で、今日よかったなと思っている選手は一人もいないと思いますし、何より僕は指揮官として、いいパフォーマンスを出してくれたなと思えないところがある。そこが一番自分の中で悔しいですし、こうして点差をつけられた試合になったことも、そう思えない時間が長かったことで、そういう結果を引き起こしたと思っています。
ここは、踏ん張ってというよりは我々が大事にしているものとか、大事にしてきたものを思い出して、4日後のホームに臨まなければいけないと思っています。

マリノスさんは本当に今年監督が代わられて、攻守にハードワークするチームだと思っていましたし、チームとしての特徴も、全員でというところでいうと、0-1で後半我々にボールを持たれて苦しい時間帯もあったと思いますが、その中でも全員で守備をする意識も高かったですし、学(斎藤選手)にまた点を決められましたけど、非常に守備も頑張っていたという印象でした。そういう相手に対して、これから勝ち切るためには、マリノスさんのそういう姿勢を学んで次にいかなければいけないと思います。

ただ、0-3で負けましたけど、下を向いたりとかお互いに文句を言い合ったり、これはどうだああだというのをチームの中とか外で言っても、全然前向きにチームとしていかないので、無駄なことは全部省いて、我々は7試合で勝点7を取って、次にまた進むという状況を前向きに捉えて、やっていきたいと思います。

●曺監督 質疑応答

–今日イエローカードが少なかった。ハリルホジッチ監督が言う通りフィジカル面が足りないということか?

イエローカードをもらってファールしろとは言ったことは一度もないので、答えは難しいところですが、ただ代表監督が仰るように、世界のレベル、例えばブンデスやプレミアを見ても、五分五分のボールに対してのこだわりというか、このボールを取るんだというこだわりがある。普段ピッチの中でどっちのボールか分からない状況のほうが見ている人がすごいなと思うようなプレーが彼らは多いと思うんですよね。そういう意味で、今日で言うと我々は少し腰が引けていたところがあったと思いますし、最後のところでひとつ入っていく勇気もなかったですし、仰られるとおり、そういう場面はイエローカードをもらいにいけということではなくて、もっとぶつかり合いに勝つ、負けるにこだわらせなければいけない。そういう部分は今まで悪くなかったのですが、今日の試合はちょっとよくなかったと思います。

–前半自分たちがボールを持つ時間はあったが相手にハメられ前に運べなかったようだが?

全部選手の判断だと思うんですけど、例えばあれだけブロックを敷かれたら前に出せないよと割り切るのなら、後ろでまわして蹴るしかない。僕はそれは絶対に違うと思っています。堅い守備の中でも1mでターンできる、もしくは50cmでもターンしようとする。そこにいいサポートをつけるということをやっていかないと、選手のレベルが上がっていかない。今日で言うと、前半、前のほうで失う場面が多かったので後ろも入れたがらない。前のほうも勇気をもってもう一度顔を出すということをしないという現象が90分を通してあって、それは選手にもいま言ってきたんですけど、自分がボールを失くすことの責任感というか、そのあと足を止めてボールを追わなかった時のことを含めて、後ろと前の信頼関係というか、後ろと前のピッチの中でやるべきことが前半の途中くらいからボケてしまったのかなと思います。
だからと言って、そういうことをこれから続けてやらないかというと、そういうことでもない。ただマリノスさんの守備の堅さももちろんありましたが、我々が自滅してしまったなという印象のほうが強いです。

–自滅したということの原因とは?

原因って、ネガティブなほうに物事を考えると、思ったより芝がこうだったとか天気がとか風か、スタジアムの雰囲気がとか、いろいろあると思うんですけど、いろいろある中で、自分たちが思っているようなゲーム運びができる試合もあるし、逆にできない試合もある中で、選手も前半から、マリノスさんは最初からこないけど、構えられているなという印象はあったと思うんです。その中でいっこもらえなかったら動きなおしたりだとか、もういっこ早いタイミングでボールをもらって逆サイドに展開するような、自分がひとつうまくいかなかったときに、次にもうチャレンジしなくなる。もう失敗したくないからボールを取られたくないというプレーに終始してしまうというのは、メンタルの要素がひとつあると思います。
だからと言って、メンタルが弱いというつもりはなくて、プレーの面で試合に勝とうと思ったら、後半言ってよくなったと思うんですけど、そういうことを最初から選手がピッチの上で気づいていかないといけない。選手に責任を投げるつもりはないんだけど、選手がピッチの中で自立していく、判断していくということがまだ全然足りないなと思っています。
ただ2年前の感じとは、あんまりそう見えないかもしれないですけど、僕の中の手応えは違っていて、2年前のことも含めて、いまやらなければいけないことを整理しなければいけないと思っています。

●エリク モンバエルツ 総括

きょうの試合は非常にインテンシティの高いゲームでした。前半我々の遅攻からのスピードアップがうまくいって、コンビネーションから得点が取れた。前半もう少し点を取るチャンスがあったのですが、1-0で終えた。後半はカウンターのほうが中心になりました。そこからチャンスを作り出して3-0で最終的には終えられた。きょうのゲームは、得点は3点でしたが、ほかにも得点チャンスをつくれていましたし、ゲームプランとしては考えていたとおりにできたと思います。

●エリク モンバエルツ監督 質疑応答

–中村俊輔選手の状態について

みなさんご覧になった通り、今日のゲームは非常に高い強度でした。やはり中村俊輔は高い強度を何度も繰り返す、そのリズムにはまだ100%ではありません。彼にはまだ時間が必要だと思っています。彼はまだ90分できませんので、スタートからというのは難しいです。もう少し辛抱強くコンディションを戻していくことが必要です。

–アデミウソン選手はトップ下が適しているように見えるが、10番が戻ってきたときにどうするか?

私もアデミウソンにとって一番いいポジションはトップ下だと思っています。というのは、ディフェンスラインと中盤のラインのあいだでポジションできる選手は非常に少ないが、彼はそこでプレーできるクオリティを持っていると思います。そこでボールを受けてそこからスピードアップさせていく。彼はそれができる選手です。今日もすごく高いパフォーマンスをそのポジションで見せてくれましたし、まさしく私はそういう選手を求めていましたので、非常に彼はいいプレーをしてくれたと思います。守備のほうでももちろん役割があって、トップ下のポジションには非常に運動量を求めるが、今日のパフォーマンスは求めたことをやってくれましたし、非常に満足しています。

–湘南に対し、守備面で注意したことは?

我々の守備はゾーンでやっているが、重要なポイントとしてはラインとラインのあいだをコンパクトにすること、そして人と人のあいだの距離を狭くすること、そこがポイントでした。そこからスライドをしっかりして、ボール保持者に寄せて、そういうところが機能したと思います。後半はもう少し低い位置になって相手が入ってくるのを待つというかたちになりました。それでもいい守備ができたと思いますし、浦和戦を振り返ってみても、同じようなシステムで高い位置からプレッシャーをかけてボールを取ることができていました。ですので、このような守備の機能を今後も続けていきたいと思います。

選手コメント

●山田直輝
前の動きがよくなかったのと前に入ってきたボールをロストしてしまうという場面が多かったので、そういう部分で今日は申し訳なかったという気持ちが僕自身の中では大きいです。
前半、ボールを受けようとしてはいたんですけどうまく受けられずに、後半に入って少し下りて僕もボール回しに参加してそこから前に出ていこうと思ってやっていましたけど、結果的には今日はすべてにおいてうまくいかなかった。
長いシーズンの中でこういう試合になることもあると思うし、3連敗しているし今日はよくなかったですが、その前の2試合はどちらが勝ってもおかしくない試合だったと思っているので、今日の1試合だけを見て深刻だと思うのは逆に危ないと思っています。
湘南スタイルをもう一度見つめてやっていきたいと思います。みんな同じ方向を向いているので、個人が向き合わなければいけないところはしっかり向き合って、連戦なので引きずることなく顔を上げなければと思います。

●大槻周平
今日は本当に内容が悪すぎて、ああいう試合になった時に誰かがピッチの中で声をかけて変えていかなければいけなかった。悪い雰囲気になった時に負の連鎖になってどんどん悪い雰囲気になってしまったので、流れを切ったり、どこかで何かをしなければ流れが変わらないと感じました。
(今後に向けて)原点に返るというか、初心の心を忘れずにもう一度今までやってきたサッカーをやることが大事だと思っています。

●永木亮太
今日の出来だったらブーイングされても当たり前だと思うし、自分たち自身が一番ダメだったということをよく分かっているので、本当に繰り返さないことが大事だと思っています。次もすぐに試合がくるので、切り替えてやっていきたいと思います。

●菊地俊介
前半失点した後から少し自分たちのミスが続いて、流れが相手に行ってしまったという印象で、内容的にもやられてしまったという試合でした。立ち上がり僕らのところにあまりプレッシャーに来ないで、縦のボールを狙っている印象はありました。プレスも、相手のサイドのプレイヤーがインサイドプレーをしてくるというところで、兵藤選手と斎藤選手のところをつかまえきれていなかったかなという印象はあります。
(縦につけるところについて)相手が狙っているのは分かっていたので、僕や亮太くんのところで少しボールを動かしながらダイレクトでなるべく入れるようにはしたいなと思っていたが、うまく蹴らされていたというか、なかなか効果的なパスを入れられなかった。後半はシステムを変えて僕がアンカーに落ちて、後ろから直輝くんや亮太くんが前でボールを持てる時間帯もありました。


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