試合記録

2011 Jリーグ ディビジョン2

第4節 VS ロアッソ熊本

9月4日(日曜日) 19:00 @熊本県民総合運動公園陸上競技場

HOME  ロアッソ熊本 湘南ベルマーレ  AWAY
ロアッソ熊本 1 0 前半 1 1 湘南ベルマーレ
1 後半 0
29 >30 勝点 28 > 29
原田 拓  90分+4 得点者 永木 亮太  27分
選手 シュート シュート 選手
GK 18 南 雄太 0 STARTING
LINEUP
0 西部 洋平 21 GK
DF 15 市村 篤司 0 1 臼井 幸平 5 DF
DF 6 福王 忠世 0 0 大井 健太郎 3 DF
DF 4 廣井 友信 0 0 遠藤 航 26 DF
DF 8 原田 拓 1 1 山口 貴弘 4 DF
MF 22 吉井 孝輔 1 0 ハン グギョン 15 MF
MF 5 エジミウソン 1 3 永木 亮太 6 MF
MF 27 ファビオ 2 1 坂本 紘司 8 MF
MF 14 武富 孝介 3 2 アジエル 10 FW
MF 13 大迫 希 2 0 ファン スンミン 31 FW
FW 9 長沢 駿 2 1 菊池 大介 14 FW
GK 1 岩丸 史也 - SUB - 阿部 伸行 27 GK
DF 2 チョ ソンジン - - 福田 健人 32 DF
DF 24 筑城 和人 - - 石神 直哉 7 MF
MF 23 根占 真伍 1 - 松尾 直人 28 MF
FW 17 齊藤 和樹 - - 田原 豊 9 FW
FW 32 ソン イニョン 1 0 佐々木 竜太 17 FW
FW 34 田中 達也 0 0 髙山 薫 23 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
27分 5 エジミウソン 遅延行為
60分 8 原田 拓 反スポーツ的行為
14 シュート 9 21分 4 山口 貴弘 反スポーツ的行為
86分 14 菊池 大介 繰り返しの違反
5 ゴールキック 15
3 コーナーキック 2
13 直接フリーキック 23
5 間接フリーキック 2
4 オフサイド 1
0 PK 0
得点経過
90分+4
8 原田 拓
中央 間接FK 13 → 8 左足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
27分
6 永木 亮太
中央 直接FK 6 右足S
選手交代
55分
27 ファビオ → 32 ソン イニョン
65分
5 エジミウソン → 23 根占 真伍
76分
14 武富 孝介 → 34 田中 達也
51分
31 ファン スンミン → 17 佐々木 竜太
84分
10 アジエル → 23 髙山 薫
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
4,238人 曇、弱風 25.1℃ 79% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
菊地 秀夫 小川 直仁 岡野 尚士 村上 孝治 田島 宏則 衛藤 薫

湘南 反町監督 試合後コメント

総評

最終的には力づくで1点もぎとられたというゲームでした。前に大きな選手を並べて、2トップは走力もありますしヘディングの力もあるので理にかなった攻撃だと思いました。
問題点は我々が2点目をとれなかったこと、それに尽きると思います。
攻撃のトレーニングもしているんですけど、中盤はしっかりプレーできているのですが、最後の部分のところで数的優位になったり、クロスの質や入っていくスピードなどは残念ながら熊本のほうが一枚も二枚も上だと感じました。それでもやっていかなければいけないのでトレーニングを積んでいきたいと思います。
今日はどっちに転んでもおかしくないゲームだったと思います。我々にとっては非常に痛い引分けです。
ただ下を向いていても勝点がかえってくるわけではないので、次に向けてしっかりやっていきたいと思います。

質疑応答

熊本の中盤が前節までと構成が変わったが注意したことはあったか?

アンカーが1人とかダブルというのは、我々にとってはあまり意味がなくて、それよりも向こうの展開のボールがどこに行くかっていうことですよね。概ね15番の市村のところに長いボールを入れると。その時に後ろを3枚にしたりしているんですけど、今回は全然そうしない。そこがポイントだったでしょうね。ダブルボランチはたぶん、ディフェンスを考えてやったと思うんですけど、それは僕らにとっては驚きではなくて、それよりもうちの山口のところと、その次の中の対応。でも後半も、あまりそういうのも意味をなさなかったような感じでしたけどね。我々も、長いボールが多いのでダブルボランチにして、次のボールを拾えるようにはしたんですけども、向こうの交代選手のパワーというのが、かなりアップだったんじゃないかと思いますね。

前節に続いて勝ちきれずに引き分けになった。2点目が取れなかったこと以外に勝ち切るために必要なことは?

それが分かれば行ってますからね。ただ、そんなに守勢だったわけではないんですよ。今日もハーフタイムには2点目を取りにいく、あとはセットプレーのディフェンスをしっかりやれと言いました。この前のゲームの反省を課題として与えて、概ね悪くなかったですよね、ボールの動きも。ただ、アタッキングサードまで行った時に、じゃあダイナミックに、大胆にシュートまでいってるかというと、尻すぼみで、ため息で終わってしまっている。まぁそこに尽きるのかもしれないですね。そうは言っても、繰り返しますが2点目を取るために攻撃のトレーニングをするしかないんで、特にアタッキングサードでのシュートへの意識、崩し、やっていきたいですね。

今節も引き分けが多く混戦になっているが後半戦上位に上がっていくにあたって、ポイントになっていくことは何か?

守備の安定性というのは、かなりできてきていると思います。中盤のボールの動かし方も、今日はビルドアップがちょっと後ろ過ぎたかなと思ってるんですけども、まあ及第点。同じことを3回言いますけども、じゃあそこから何が出来るかということですね。勝ちきるためには、そこをやっていかなきゃいけないでしょうね。最後のところの、4回目ですけど(会場笑)、最後のところのパワーであったり思い切りであったり、ダイナミズム、精度、になっちゃうでしょうね。

永木亮太選手コメント

(得点について)試合でいつもFKを蹴らせてもらっていて、今まではなかなか決められなかったのでいつか決めなければいけないと思っていました。自分でもらったファールだったし、思い切って狙いました。
ただ、勝ち切れなかったことが本当に悔しい。2点目がとれなかったことが痛かった。自分も2点目をとれるチャンスがあったしチームとしてもチャンスは多くあった。そこで決め切れないと最後にああいう形になってしまう。
自分の決定機はフリーだったしアジエルから本当にいいパスがきたので本当に悔やまれる。あそこで決めなければ厳しい展開になってしまうし自分のレベルアップにもならない。もっと落ち着いてプレーしなければいけないと感じています。
攻撃のいい形は作れているので、フィニッシュの精度を高めて、練習から全体で決定力を上げていけるように次に向けてやっていきたいと思っています。

西部洋平選手コメント

2点目をとれなければ厳しいという声もあるけど、僕ら後ろの選手の気持ちとすればやっぱり僕らがしっかり守り切らなければいけなかったと思う。
危険なシーンも少なく集中して守れてはいたけど、でも最後にやられてしまったら意味がないし、もっと踏ん張らなければいけなかった。
DF陣は思い切ってやってくれているし、航(遠藤)も健太郎(大井)も高さに強いので今日の相手にも負けていなかったと思う。相手のパワープレーが多くなったけど、今までだったらもっと押し込まれていたかもしれないけど、ラインを抑えてコントロールできていたと思う。
それはひとつのステップとしてよかったとは思うけど、でもやっぱりサポーターの皆さんの想いにも勝利でしっかり応えなければいけない。それは僕らが1試合1試合やらなければいけないことだと思っています。
アウェイ2連戦なので次も難しい試合になると思いますが、気持ちを出して本当に頑張る、それしかないと思っています。

山口貴弘選手コメント

こういう勝ち試合を引分けにもっていかれてしまうということは、原因があるのだと思う。ひとつは追加点という部分と、僕は守備なのでいつも守備のことを考えているんですけど、例えばロングボールを入れられて、こぼれ球でファールをとられて…というシーンもあった。
深いところまで考えると、どこかで隙があると考えなければいけない。そういう風に考えれば次に修正できると思うので。
そういう隙を練習から、今よりもっと厳しく、もっと声を出して、絶対にやらせないようにしなければ。
今日のように蹴ってくるチームはこれからもあると思うし、そういう時にいかにコンパクトに保って、ゴール前で勝負させないようにするか。ロングボールを蹴ってきてゴール前でゴチャゴチャとなってシュートを打たれるということのないように、ゴール前にボールを入れさせないようにしながら、ファールもとられないようにする、ということを徹底してやれれば防げると思う。そこを突き詰めていきたい。
原因が絶対にあるわけだから、そこを謙虚に受け止めて、次の試合でやられないようにすること。
あと一歩のところまできていると思うので、みんなでそれを意識して、みんなで意識すれば大きな力になると思うので厳しくやっていきたいと思います。

アジエル選手コメント

全体的に言うと90分までは本当によかったと思う。ロスタイムで点を入れられてしまったけどそこまではいい試合をしていたと思う。
ただ、シュート、決定力というところが必要だった。追加点をとれていれば試合を終わらせられたかなと思う。
自分としては、去年ケガをして1年間何もできなかったけれど、今年に入って徐々に状態がよくなってきている。徐々にボールが足につくようになってきているし、自分らしいプレーを見せられるようになっていると思う。正直、チームのレベルに達していなかったところはあったけれど、そこがどんどんチームと同じレベルになってきていることを実感しているし自分らしいサッカーは徐々に出せていると思う。
(今後に向けて)注意力というところが欠けているのかもしれない。勝っていても最後の最後で入れられてしまうということは何か注意力が足りないのかもしれない。本当に細かいところだと思うけど、細かい部分も最後までやり切ること。あとは落ち着いて集中してやっていくことだと思います。

熊本 高木監督 試合後コメント

総評

結果として最後の時間帯に追いつけたというのは、選手たちの頑張りに感謝したいと思いますし、サポーターの方たちにも、なかなかすっきりしない試合が続く中で、スタジアムに来てくださったことに関して、非常に感謝したいと思います。
結論から言うと、同点に追いついた。ここ最近のゲームでは失点が多くて勝てないゲームが続いていますけども、今日の失点に関してはセットプレー一発を沈められたもの。あれはもうキッカーを褒めるしかない。その後が大事で、ヘッドダウンせずに点を取りに行く、前向きな姿勢を90分、点を取られた後も続けた結果がこういう流れになったのかなと思います。
少し長いボールが多かったりする中で、もう少し動かしてサイド、もしくは長いボールを入れる時でも、形を作った中で入れるということがもっと出来れば、セカンドボールを取れたり高さを上手く使えると思います。ただ、順を追って、今日できたことを攻撃でもディフェンスでも修正していけば、少しずつ形はできていく。今日は素晴らしいゲームではなかったとは思いますが、選手たちは素晴らしいファイトをしてくれたと思います。

質疑応答

前節の東京V戦の後、精神的な部分の重要性を話されていたが?

僕自身が立ち直れているので立ち直れていると思います。ヴェルディ戦は非常にもったいない失点が多かった。その後検証しても、一人少ない、また僕自身もあの試合は点をとりに行ったので、当然リスクもかなりある。そのリスクを冒したからこそ点をとることができた。だから守備の修正はそんなになかった。
そういう意味では今日も普段通りやってくれて、崩されるシーン、押し込まれてボックスにボールを入れられるシーンもありましたけど、そこでうまく防いでくれたと思う。
選手一人ひとりもメンタルが落ちた状態でプレーをするのではなく、しっかり切り替えをして、プレーしてくれたと思います。僕もメンタル面をどうにかしなければいけないなという話をしましたけど、特にこれといったことをやっていないので。とにかくプレーを続けなければいけないということだけは伝えました。

センターバックが2人替わったがプレーの印象は?

例えば、声を出さずにカバーリングする、お互いの距離感を縮めたりすることを日本ではあうんの呼吸と言いますが、そのあうんの呼吸がもっともっとできてくると、彼らの中でいいものが出てくると思うし、今後必要なのはそういうところだと思う。ただそれは彼らが試合に出続けなければいけない。あとは彼ら自身がトレーニングも含めて自分の力を出していくことが重要かなと思います。
評価としては何点だったとつけることはないので、頑張ったと思います。

今日は中盤の形を変えたがこの狙いは?

システムに関してはいろんな意味で安定性がほしかった。DFに関しても安定性、攻撃に関してはダイナミックさ。2人が真ん中にいるということで、両ワイドの選手、今日なら武富や大迫がダイナミックにどんどん前に出て行ける。前に出て行けば、二人の2ターゲットがいるわけで。要は人をかけずにダイナミックな動きで攻撃を仕掛けたかった。
そういう意味ではダブルボランチにすることによってそういうダイナミックさが出た部分もあったし、改善の余地はあるというポイントだと思います。

後半開始で大迫選手と武富選手の位置を変えた理由は?

大迫に関しては前半はほとんどボールに絡むことがなかったので彼にはハーフタイムで大迫自身に与える時間は10分だと言いました。10分で自分のプレーができなかったらすぐ代えるよと。
でもやったのは90分。その心を皆さんに、逆に大迫に聞いてもらいたいと思います。
位置を変えたことに関しては、大迫があんまり良くなかったので、サイドを変えることでボールの持ち方が変わるし、武富のほうが前に行けて、臼井を抑えることができるかなという狙いがあったので変えてみました。

攻撃に関して狙いを持って取り組んでいると思うがゲームでなかなか出せていないのはなぜか?

ここでその議論をすると相当時間がかかって皆さん帰れなくなると思います(笑)。簡単に言うと、シンプルにプレーすることを選手たちが意識している、それは僕も当然言っています。ただ、いつも、どこでも、どんな状況でもシンプルなプレーをやってしまうと、ただ蹴るだけになってしまう。セカンドボールが取れない状況になってしまう。たぶんそういうところが、長いボールを蹴って形を作れないことになっているかと。長いボールを入れてセカンドボールを取るというのは、50-50の状況になるので、今後そういう意味ではそのボールを多く使うと消耗したり、2分の1の確立なのですごく難しい。だから、使う時と使わない時の使い分けをやっていかないといけない。ただ、今のうちの状況で言うと、今日の選手の選択はベストだと思います。これまでの流れを見た時に、湘南さんもディフェンスに関しては狙っているところもあるので、今まで1本2本で入れていたところを、3本4本つないでいたら奪われていた可能性は十分ある。今の状況を含めて考えれば、選手たちの判断は、僕はベストな選択をしたと思います。

冷静に見ると今日の引き分けはどう感じるか?

冷静に見ると、湘南は3から1になって、我々は0から1になった。その差を考えれば、我々のほうがいい気持ちでスタジアムを後にできる。今の我々にとっては引き分けになることも大事だったと思うし、その姿勢というのが大事だったと思う。1人でも気持ちが落ちてしまうと、たぶん同点にもならなかったと思います。たかが1点ですけどされど1点で、気分的な部分はいいと思います。次も良い準備ができるゲームを、選手たちはやってくれたと思います。


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