馬入日記

2018.02.04

【マラガ日記:1月31日】「成長するだけでなく」

帰国を翌日に控えた1月31日は、Jリーグの新人研修のためひと足早く帰国したプロ1年目の選手以外のメンバーで午前のみトレーニングを行なった。ウォーミングアップや1タッチのボール回しのあと、2組に分け、ボールを用いたスピードトレーニングやスモールサイドの3対3+GKなどを行ない、予定のセットを終えたところでメニューを入れ替え、同様に繰り返した。ここまででもじゅうぶん肉体に訴える内容だが、締め括りにカウンタートレーニングでさらに追い込むあたりが湘南らしい。

「きついですけど、チーム全体でやっている感がすごくあるから個人的には楽しい」そう笑みを浮かべるのは大野和成だ。
「練習からバチバチやるのも新鮮だし、チーム内でどんどん力が上がっていくのをすごく感じる。疲労感はあるけど、充実感や達成感があるし、みんながハードワークしているのにサボったら浮くし、なんて言うのかな……試合をやっていて責任感や自覚をすごく覚える」

大野は曺貴裁監督就任1年目の2012年から2013年まで2年間在籍した。現メンバーで面識があるのは島村毅と高山薫、また新潟でともにプレーした藤田征也ぐらいだ。

当時からの自身の変化を口にする。
DSC_8916「いろんなひとと触れ合い教えてもらってサッカーの考え方も変わったし、いいことも悪いこともたくさん経験して、精神面を含めて幅が広がったかなと思います。ここは若い選手が多く、自分もけっこう年上になるので、立場的にも以前とは全然違う。気付いたことは言うし、言わないといけないし、言うだけでなくプレーでも示さなければいけない」

先日の天津泰達戦では縦パスを1タッチで通すなど、ボールを持った際の落ち着きは増している。自分では分からないけど、としたうえで、指揮官にも成長を指摘されているという。

今季に向けて言う。
「守備において存在感を出していかなければいけないと思っているし、それがチームの勝ちに繋がると思う。成長するだけでなく、チームを勝たせられるような選手にならないといけない」

夜はコーディネーターの計らいでフラメンゴのパフォーマーがキャンプ最後の晩餐を盛り上げた。厳しくも充実したトレーニングを共有する彼ららしい明るさが映えた。