監督・選手コメント

JCY選手権 U-18 ラウンド16 名古屋vs湘南 試合後監督コメント

時崎悠 監督 総括

群馬県まで、連日の応援本当にありがとうございます。8年ぶりに全国大会に出場し、予選リーグを突破しベスト8に進出できたことは本当に嬉しく思います。湘南のサッカーを全国の舞台でも体現しようと選手は取り組んでいる中で、相手よりも多く走り、ゴールに向かい、最後まで諦めることなくプレーする選手の姿に、彼らの成長を感じています。連戦の疲労もある中で、個々の力は明らかに名古屋の選手の方が優っていました。ただその中でも我々が大事にしているゴールに向かう、ゴールに向かって走る、そういうところは相手を上回って、苦しめることができたと思います。苦しい時間こそそういうところはチームとしては上回っていたんじゃないかなと思います。PK戦に関しても、我々は予選でヴェルディさんとPKを戦って、4人連続で止められたり外したりというのをやっていて、ただその時もそこから真田(幸太)が止めて勝つという経験をしていることは大きかったかなと思います。名古屋さんが予選3連勝で勝ち上がってきたのに対し、うちは初戦を敗戦から始まって苦しい状況の中で勝ち上がってきてタフさが身に付いてきていると思うし、そういう精神的な部分と併せて、親御さんがたくさん来てくれたりだとか、育成のスタッフが来てくれたりだとか、ベンチの選手や試合に出られないベンチ外の選手も含めて一体となれたことで運が舞い込んで来たかなと思います。
今のユースの選手はベルマーレのジュニアユースからリレーションして来た選手がほとんどです。これからユースを目指していく下のカテゴリの選手たちにもメッセージになるような試合をしたいし、僕らも常にトップを目指して、そこにいくためには今どうするかということを考えながら日々取り組んでいます。その通過点としてこういう全国の強豪相手に試合ができるのはすごく良い機会だなと思っています。我々の目標は全国大会で優勝することでなく、この大会を通じてさらに選手が成長する糧になるような経験をすることだと思っています。次の相手はFC東京さんですが、変わらず自分たちが追い求めているサッカーを目指していきたいと思います。