馬入日記

2017.06.07

【馬入日記:6月7日】磨く

IMG_3445梅雨入りを目前に控えた馬入。ここ2日間は少し肌寒いくらいの天候ですが、練習から発せられる温度に変わりはありません。そんなあつい空気の中を颯爽と駆け抜けるのは宮市剛選手。2年間の期限付き移籍でのプレーを経て、今季よりベルマーレに戻ってきました。シーズンが始まってからここまで出場機会はありませんが「下を向いているわけではないですし、悪い方向には向いていないです」日々の練習で掴む手応えがあるようです。

「スタートしてから結構時間が経ってきて、徐々に自分の持ち味も出しながら湘南のサッカーにフィットできてきていると思います。その中でももっともっとボールに絡む回数は増やしていきたい。ボールを受けることを怖がらずに、攻撃の時にもっと関わっていけるようにしていきたいです」

今季のチームが始動してから約5ヶ月。当初はハイテンポで高強度なトレーニングの中で、どこか自分を出し切れない宮市選手の姿がありました。しかしここ最近は迷いを見せず、精力的に自分を向上させていく作業に励む姿が印象的です。

「はじめの頃は、自分の特長でもあるゴール前でのプレーや裏へ抜ける動き出しばかり意識していました。でもそれだけじゃダメだと感じて、それでよりボールに絡むプレーというのを意識するようになりました。いずれにせよそこはどこかで壁にぶつかるところだと思うので、そうであればミスを恐れずチャレンジしていこう、と。あと自分としては守備の部分もまだまだ課題です。このチームにいればみんなそこは求められるものですし、そこは自分ももっともっと磨いていかないといけないと感じています」

日々自分を磨いていく後ろ側には、プロになってから過ごした3年という時間への想いが。「焦っても仕方ないですけれど」そう前置きしつつ、しかし結果を残すことへ矢印を向けます。

「やっぱりプロになる前に思い描いていたものと今の自分は全然違います。色々な役割があるとはいえ、FWってやっぱり得点というわかりやすい結果が出るポジションだと思います。練習試合で何度か点は取れていますけど、公式戦で決められるようにならないといけない。そうすることで自信もついていくと思いますし、試合を経験することでプレーの幅も広がっていくんだと思います。時間が過ぎるのは早い、とにかくやるしかないと思います」

IMG_3446募らせる公式戦への想い。そしてそれは、応援してくれるサポーターへの想いとも重なります。

「ホームであれだけの雰囲気を作ってくれていますし、早く自分もその中でプレーしたい。もっともっと成長して、サポーターのみなさんにプレーを見せられるようにしたいです」

ただひたすら練習します、はにかみながらそう前を向く姿勢が、必ずや自身の背中を後押しするはずです。