馬入日記

2017.05.05

【馬入日記:5月4日】求める変化

IMG_2991「やっぱりみんな、よく走るよね」

チームメイトがプレーする姿を見つめながら、野田隆之介選手が思わずこぼします。
名古屋グランパスから加入し、今季から湘南の一員となった野田選手。前線でボールを収め攻撃の起点となり、自身もフィニッシュに絡んでいくプレーが持ち味の野田選手ですが、今は自身を湘南ナイズしていくことに日々意識を向けます。

「やっぱりベースの『走る』というところ。いわゆる『湘南スタイル』を体現するには、ピッチではしっかり走ることが必要だし、そこは自分の中で変えていかなければならないところだと感じながら毎日練習しています」

今季ここまで東京ヴェルディ戦、レノファ山口FC戦で試合の登録メンバーに名を連ねるも、出場機会は得られていません。スペインキャンプで充実の時間を過ごしながらも、開幕直後にコンディションを崩し一時戦線離脱。自身の前向きな思いとは裏腹に、タフな日々を過ごしてきました。

それでも「スペインキャンプの頃より、湘南のサッカーの考え方は整理できてきている」と下を向くことはしません。

「いつも言われていることですけど、いつ誰が出ても良いように、誰が出ても湘南のサッカーができるように準備している。自分のそのチームの一部だし、チームとしてやっていることを全うできるように頑張りたい。自分の色を抑えてでもチームとしてやるべきことをやる。まずはそこからだと思っています。自分の好きなことだけやっていてもダメだということはここにきて改めて気づかされたし、日々勉強しています。自分ももっと変わっていけると思っている」

日々の積み重ねが自身を変えていく。そうしてそれが、湘南での一歩目となる試合出場につながっていきます。

「湘南のベースとなる部分を徹底していけば、自ずと自分の色も出てくるもんだと思っています。そういう自分の色が自然と出てくるようになれば試合出場も近づいてくると思う。自分に矢印を向けて、頑張りますよ」

練習するチームメイトに視線を注ぎながら、真剣な眼差しで語る野田選手。しかしそう話した後に「俺も大人になったなあ」とおどけてみせるのが野田隆之介という男。明るく前向きに、野田選手の自己改革は続いていきます。