馬入日記

【馬入日記:10月14日】今年も選手が先生に!「ベルせん」を実施

6-1matsugaoka072012年よりトップチーム所属選手が平塚市内の小学校を訪問して授業を行う「ベルせん」が14日、市立松が丘小学校、なでしこ小学校、横内小学校、松原小学校、山下小学校、土屋小学校の6校で行われました。
今年のベルせんは選手全員が同日一斉に小学校を訪問。子ども達との貴重な時間を過ごしました。

どの学校も今回の授業を非常に楽しみにしてくださっていた様子。山下小学校(岡本知剛、大槻周平、山田直輝、梶川裕嗣、下田北斗の5選手が訪問)は学校の入口や階段など、あらゆるところに歓迎の装飾が。また子ども達や先生方がユニフォームを着てくださっているなど開始前から最高の雰囲気に。また松が丘小学校(菊池大介、山根視来、坪井慶介、パクテファンの4選手が訪問)ではクラスの代表の子ども達が校長室で待機していたところを子ども達が迎えに来てくれました。

IMG_4588 copy授業はどの選手もアイスブレークからスタート。
松が丘小学校の菊池・山根ペアはみんなで輪になりゲーム形式で自己紹介。一方の坪井・パクペアはパク選手の韓国語講座を実施。「こんにちは」から始まった講座は子ども達の飲み込みの早さに選手2人もびっくり。単語当てゲームでは正解者にサイン入りカードをプレゼントするなど教室は大盛り上がり。その他の学校ではクイズやゲーム、子ども達からの質問に選手が回答。松原小学校を訪れた村山智彦&石川俊輝選手ペアは子ども達からの矢継ぎ早の質問に必死で回答。「小学生の頃の嫌いな科目は?」には「習字!」(村山選手)「体育以外!」(石川選手)など、和気あいあいと授業は進みました。
楽しい空気で始まった授業も、少しずつ真面目モードに。選手や子ども達が徐々に「夢」について語り出します。
土屋小学校を訪問した長谷川アーリアジャスール選手は子ども達に「夢に向かう途中には色んな壁がある。だけど前向きにやり続ければどんな結果でも意味がある。だから何事も笑顔で取り組もう」、共に訪れた奈良輪雄太選手も「僕は大学4年の時に大きな怪我をしてプロになれなかった。だけど諦めずに仕事と3年間両立しながらプロになるという夢を叶えたんだよ」と何事も諦めずに継続することの大切さを伝えました。

横内小学校を訪れたアンドレバイア、ジネイ、ウェズレーの3選手からは夢を叶えるために大切なことが。
「コーチや指導してくれる人の言うことをしっかり理解して努力を惜しまないこと」(バイア選手)「家族やいろんな人の協力あることを忘れず、感謝の気持ちをしっかり持つこと」(ジネイ選手)「努力すること、そして楽しむこと!」(ウェズレー選手)と、自身がプロサッカー選手になるまで大事にして来たことを話し、子ども達も真剣な眼差しで耳を傾けます。

山下小学校で教壇に立った大槻周平&岡本知剛選手は「毎日の積み重ねが何よりも大切。勝ち負けやテストの結果も大切だけど、そこに向かう毎日を大切にしてほしい」(大槻選手)「夢を叶えるのは階段を登るようなもの。一段一段登っていっても、時には転んでまたゼロに戻ってしまうこともある。それでもネガティブには思わずに、一段ずつ登って頂上を目指して夢を叶えてほしい」(岡本知選手)と力強いメッセージを送りしました。

DSC_0048 copyその他にも各学校で有意義な時間が流れた今年のベルせん。選手が子ども達に大切なことを伝えたのはもちろんですが、選手達も子ども達からいろんなパワーをもらいました。各学校の授業の様子は掲載可能なものをクラブ公式facebookでも公開しています。ぜひご覧ください!

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