馬入日記

【馬入日記:10月21日】見詰め直して残り5試合を。島村選手インタビュー

141021-1先週末の長崎戦、今季初めてホームで黒星を喫する試合となりました。
試合後には「J2表彰式」も行われるということもありなんとしても勝利したいという一戦でした。

しかし、早い時間にセットプレーから失点。今季、PK以外のセットプレーからの失点は松本で喫した1失点のみでしたが、早い時間に奪われることに。
その後、前半のうちにクロスから失点し前半で0-2のビハインドを背負います。

後半に入り、縦への攻撃が増え、73分に島村選手が右足で流し込んだシュートが決まり1点差に詰め寄るも、追加点が奪えず今季2敗目。ホームで初めての敗戦となりました。

「長崎戦は普段あまりやっていないポジションのチャレンジなどありましたけど、そういったことよりも、ひとつひとつのプレーの意識のところで、いつもと違ってしまったのかなと思います。セットプレーやクロスのマークも、すごく大事にしてきたものだし、今まで自信を持ってやっていた部分なので、少しもったいなかったと思います」と島村選手。

感じている反省点としては…

「最初のセットプレーでラインをもう少し上げられたかなということもあったし、最初から強気でラインを高く設定して、ここでは絶対に失点しないというみんなの意思統一ができれば、あんなに序盤に失点することはなかったと思います。一人ひとりがチームを引っ張っていく気持ちというのを、自分も含めて、しっかり持ってやっていかなければいけないと思っています。0-2になってからのほうが、よりチャレンジできるようになった。それを最初から出せていたら違ったと思いますし、最初は効果的な縦パスや追い越していく動きもできていなかった。0-2になる前からしっかり自分たちらしく、前へ前へ選択できるようにならなければいけないと感じました」ということ。

0-2から、島村選手の一撃が決まり1-2に。あのゴールシーンを振り返ると…

「亮太(永木選手)がドルブルしてきて、本当はニアに入りたかったんですけど、祐也(中村選手)がニアのいいポジションに入ったので、ファーを見たらかなりスペースが空いていた。いいパスを通してくれて、コースはたくさんあったので流し込むだけでした。セットプレーの流れで上がっていて、ただそのセットプレーは蹴り込む形ではなくてパスを繋いだんですけど、点が取りたくて、蹴り込まなくても前にいようと思って、そのままいました。
最低でも引分けたかったし、どうしても勝ってシャーレをもらいたかった」

シャーレを受け取る時、最初は堅い表情だった選手ですが、徐々に笑顔に。何度か上がったシャーレ、島村選手もいい笑顔で掲げました。

「不思議と、シャーレには空気感を変える感じがありました。みんな、これをやりたかったんだなって思った。優勝はずっと目指してきましたけど、本当に手にできると嬉しいし、感慨深いです。これまで2回昇格していましたけど、常に自分たちの上にチームはあったので、優勝で上がるとみんなの自信も違ってくると思う。長崎戦の内容はよくなかったですけど、来年も今まで積み上げてきたものを出せばいい結果が出ると信じています」

ホーム無敗や無敗記録、最高勝点など様々な記録がありました。一度その記録が途絶えたことは残念ですが、もう一度自らに立ち返って、残り5試合に挑みます。

「そういった記録のプレッシャーから解放されて、もう一度みんな伸び伸びと自分たちらしくいいサッカーができると思う。自分たちを見つめ直して、次はアウェイですけどしっかり勝点3をとって帰って来たいと思います」

次節はアウェイで札幌戦。
5試合も変わらぬご声援をお願いします!

※22日(水)のJ:COM湘南「みんなのベルマーレ」は島村選手がゲストです!
http://www.bellmare.co.jp/113192