馬入日記

【馬入日記:10月10日】いざ、J2優勝へ。永木選手インタビュー

141010-110月11日、味の素スタジアムで行われる東京V戦。
J2優勝を懸けた大一番です。
この一戦を前に、キャプテンの永木選手に話を聞きました。

まず、1得点1アシストの活躍だった前節の愛媛戦について。
あの立ち上がりの武富選手のゴール、FKの場面で早いリスタートを仕掛けたプレーはさすがでした。

「タケ(武富選手)がフリーで、半身で前を向ける状態だったので、立ち上がりということもあったし、勢いづける意味でもいいかなと思って。タケが本当にいい準備をしてくれていたのが大きいです。立ち上がりの勢いを大事にしていた試合だったし、あの時間に得点を奪えると本当に楽にゲームを進められるなと改めて感じました」

また2点目は直接FKからでした。

「自分の得点は運がよかったとしか言えないんですけど、少し距離があったのでニアに低くて速いボールを狙って蹴りました。コース的にはそんなに悪くなかったけど壁に当たってしまった。でもそれがイレギュラーして運よく入ったという感じでした」

また、しっかりゼロに抑えての完封勝利というのも胸を張れるところ。

「後ろもすごく集中していて、コンパクトに守れてたのはすごくよかったと思います。また最後、マル(丸山選手)から翔平(岡田選手)っていう攻撃パターンで得点できて、後ろが起点になって攻撃の形が作れるのも強みだと思うので、本当に全員がいい形で戦えていたと思います」

今季、唯一黒星を喫していた愛媛に勝利。これですべてのチームから勝利を挙げたことになります。

「同じ相手に負けたくなかったし、悔しい想いもしていたのでよかったです。でも勝ってみるとすごく達成感があったかと言うと、そういうことでもなかったんですけど。ただ、ホームですし、引き分けが2試合続いていたのでどうしても勝ちたかった。そういう意味では嬉しかったです」

今季の選手たちから感じるのは、記録を更新しようとも勝利を重ねようとも、すぐに次を見ているという志の高さ。

「勝点3はすごく大きなことだし、そのために1週間みんなで頑張ってトレーニングしているので嬉しいことです。でも内容も大事にしているので、内容が伴わないと心から喜べないところもある。それだけチームのレベルが上がっているということだとも思います。でも、優勝した時には心から喜べると思います」

浮ついた感じがないのはなぜか?と聞かれると、永木選手からは意外な言葉が。

「僕の場合は、勝ってはいますけど、そこまで自信がないので、浮ついていられない。危機感というか、崩れる時はすぐ崩れてしまうのも分かってるし、それは自分のパフォーマンスもチームとしてもそう。今シーズンはそういうことはなかったですけど、でもそれはあり得ることなので。そういう気持ちは、自分の中にずっとあります」

きっとこの言葉は、ベルマーレが勢いで勝っているのではないということを表しているのではないかと思います。
本人は「いいか悪いか分からないですけど、サッカーに関しては心配性です(笑)」と言っていましたが、地に足をつけ、謙虚に自分自身を見つめる姿には、責任感の強さを感じることができます。

「チームには、浮ついた気持ちでいたり、過信している人はいないと思う。僕は以前、できるだろうとか、次も勝てるだろうとか、なんとなくそういう気持ちで入ったら全然できなかったという経験があった。そういう時の経験が今に活きていると思います」と。

明日の東京Vとの戦いも、チャレンジャーの気持ちで挑む一戦です。

「監督が替わってスタイルが変わって、ヴェルディのイメージが変わりました。どちらかというと球際にがむしゃらにくる感じになっていたので、今までのヴェルディとは少し違う。でもそれは自分たちのストロングでもあるので、走り負けないとか球際で負けないとか、いつも大切にしていることをしっかりプレーに出したいです」

愛媛戦の終了後、ゴール裏で自らトラメガを持ち「次で優勝を決めるので、皆さん味スタに来て下さい!」とサポーターの皆さんにメッセージを送る姿がありました。

「やっぱりみんなに来てほしいし、来てくれることによってモチベーションもさらに上がる。優勝が決まった時の嬉しさも違うと思うから。優勝がかかった試合というのは僕は経験がないので、自分もその雰囲気を楽しみながら、そしてサッカーを楽しむ90分にしたいです」

皆さん、味スタへ!
11日(土)16:00キックオフです!