馬入日記

【馬入日記:9月22日】明日、いよいよ2位以内の懸かった京都戦。永木選手インタビュー

140922-1明日23日、アウェイで行われる京都サンガF.C.戦。
この一戦で、3位磐田の結果もありますが、J1自動昇格圏内(J2・2位以内)が決まる可能性があります。

これまでと同じように、ひたむきに全力を傾ける90分間を。
ぜひ現地で、そして平塚駅前のパブリックビューイングでの熱いご声援をよろしくお願いします!

さて、先週末の水戸戦は4-2で勝利しました!
武富選手の開始40秒での素晴らしいゴールで試合が動き出し、後半に武富選手がもう1点、さらにPKのチャンスにウェリントン選手が決め3-0に。
しかし水戸にもPKを与え、さらにその直後に2失点目を喫し一時は3-2に。
1点差に迫られ、少し嫌な雰囲気になったところで、その雰囲気を一蹴したのが永木選手のスーパーゴールでした。

コーナーキックのこぼれ球から、ダイレクトでミドル(ロング?!)シュートを放ち素晴らしいゴールが生まれました。
永木選手に、改めてそのゴールシーンを詳しく振り返ってもらいました。

「コーナーの時、一人相手が残っていて、僕は少し中途半端なポジションを取っていました。こぼれも狙えて、キーパーにキャッチされても戻れるというポジションだった。中に入ったボールを相手がヘディングでクリアして、そのボールが自分のほうにくる間にいろいろ考えました。本当にドフリーだったので、トラップしても余裕があるし、憲(岩尾選手)もいるし、いろいろできるなと思ったんですけど、でも“打っちゃえ!”と。バウンドもすごくいい感じできたので、ふかさないように、ミートを集中して蹴ったらいいところにいってくれました。あれはもう蹴れないかなと思うくらい(笑)。ゴール前には、ディフェンスもたくさんいて、味方もたくさんいたので、もうあそこしかないっていうところにいった。普通は人に当たっちゃうんですけど、本当にうまいところにいってくれて、打った後、一直線の軌道がずっと見えていました。久々に、本当に気持ちよかったです」

練習では度々見せている、強烈なミドル。
タイミングといい、シュートといい、さすがと思わせるものでした。

「ミドルシュートを決めたいというのはすごくあって、自分のひとつの課題に挙げていました。去年も決めてないし、今年もなかった。航(遠藤選手)が決めていて羨ましいなと思っていました。自分のポジションはボールに触る機会も多いですし、ミドルが決められるボランチというのは相手にも脅威になるし、自分の成長にもなると思う。水戸でのゴールを弾みに、ミドルの感覚をもっと磨いて、あそこで点が取れるボランチになれたらと思います」

今季ここまで、複数失点をしたのは4節の岐阜戦以来2度目でした。そういう意味でも、永木選手の4点目にチームは大いに助けられました。

「相手に2点目を取られた時間が早すぎたので、少しまずいなというのはありました。でもそう簡単に取られないだろうという気持ちもあったので、落ち着いて、一度整理してやろうという感じでした」とその時の心境をふり返りました。

さて、その水戸戦から、わずか中2日で、今度はアウェイで行われる京都戦です。
昨日はリカバーを、そして今日はセットプレーのトレーニングを中心に行い、練習後には京都に向けて出発しました。
セットプレーのトレーニングはいつもどおり緊張感高く行われ、そしてその後行われたスタッフも入ってのリラックスのゲームでは、笑顔が弾け大騒ぎをしながら…というメリハリのあるものでした。

J1自動昇格圏内がかかっているという明日の一戦に向けても、皆平常心です。

「今は、本当に京都に勝つことだけ考えています。昇格という結果は磐田次第というところもあるので、まずは3連戦の真ん中の試合になる京都にしっかり勝つこと。そこで決まらなくても、その後のホームで勝てれば自動的に決まるので、ひとつひとつ、集中して戦うだけだと思います」

サポーターの皆さん、ぜひ京都へ!
そして、現地へ行かれない方は平塚駅前のパブリックビューイングに集結し、みんなで応援しましょう!
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