馬入日記

【馬入日記:4月15日】千葉に6-0で快勝し7連勝!丸山選手インタビュー

先週末、アウェイで千葉と戦い6-0で勝利!
連勝を7まで伸ばし、ベルマーレ平塚時代も含め、クラブ新記録を打ち立てました。

「記録と記憶に残る試合をしよう」と選手たちを送り出した監督の言葉どおり、湘南らしさ全開のゴールシーンと、点差が開いてもアグレッシブで献身的に動く姿勢は変わらず、最後まで見応えのある90分間でした。

6得点に加え、喜ばしいのは無失点勝利であったこと。岡山戦に続く完封。
ここまで7試合中、5試合が完封での勝利で得失点差はリーグでも断トツの+18となっています。

無失点勝利に貢献し、さらに先制点の起点となった丸山選手に話を聞きました。
まずは先制点の起点となったプレーについて。

「練習でやってることが試合でできたというのはよかったと思います。ちゃみさん(宇佐美選手)からボールを受ける前に、どのへんが空いてるかなと見ていて、タケ(武富選手)がスルスルとうまく出てくれたので、ファーストタッチでいいところに置いて、あとはしっかり蹴ろうと。その後は前がうまくやってくれました」

丸山選手の鋭いパスを受けた武富選手がドリブルで持ち込み、菊池選手へ、菊池選手から三竿選手へ繋ぎ、三竿選手がクロスを入れ、最後はウェリントン選手が決めました。

松本戦でも、菊池選手の先制弾に繋がる素晴らしいフィードを出した丸山選手。
「自分の特徴を活かすことができたと思います。湘南に来て、より縦への意識は強くなったと思います」

そして、完封勝利については…
「(4-0でリードして)ハーフタイムに入っても、相手は前半と後半で違うチームでくるだろうと思っていたし、プレシーズンの練習試合でやった印象も含めて、千葉はこれで終わるチームじゃないと感じていました。僕だけじゃなくて、選手全員がそういう心の切り替えというか、もう1回、ゼロの気持ちで、リセットした気持ちで後半を迎えることができたというところが大きかったと思います」と。

要所要所で千葉のチャンスを跳ね返すシーンも多くありました。
細やかなラインコントロール、DF陣とGK秋元選手の連動、またゴール前で身体を張るなど気迫の守備をみせました。

「前がしっかり結果を出してくれているので、責任を持ってプレーして、絶対に守らなくちゃいけないと思っていました。6-0で終われたからよかったですけど、6-1とか6-2になっていたら、6点とったけど油断して1点、2点取られちゃったんだなという印象になってしまう。そこは岐阜戦や松本戦で学んだこと。精神的にもだいぶアドバンテージがあったので、油断が起きやすい状況ではあったんですけど、岐阜戦がいい教訓になってみんながしっかり守備してくれて、自分も一層やらなければと思ってました」

球際や1対1の強さ、運動量など、チーム全体として相手を上回るものでした。

「走力に関しては、湘南のスタイルを貫くためには間違いなく大事ですし、1対1や球際は気持ちの部分が強いと思う。7連勝が懸かっているといういいプレッシャーの中で、いいスタジアム、いい雰囲気の中での試合でしたが、いろいろなことにのまれずに、選手一人ひとりがしっかりメンタルコントロールができていたと思う。あとは、一人ひとりの出だしがすごく速くて、五分のボールもマイボールにしていましたし、1回失ってもすぐ奪いに行ってまたマイボールにできていたので、守備としては本当に助かりました」

ここまで7試合にフル出場。自分自身の成長は感じるでしょうか。

「全然まだです。球際の局面では少しは強くなったかなと思いますけど、まだまだ7試合しか終わってない。まだ先に失点したこともないので、精神的にタフなゲームというのがまだこれからあると思う。一年間を通して、成長できたと思えればいいのかなと思います。客観的に見て、成長したねって言われたら嬉しいけど、自分自身では正直分からないです。目の前のことを一生懸命やっているだけなので」と。

次節はホームゲーム!20日(日)に大分トリニータを迎えての一戦です。(16:00キックオフ)
再び気を引き締めて臨む試合。ぜひ、スタジアムへ。

そして、16日(水)には丸山選手がJ:COM湘南「みんなのベルマーレ」生出演です!ぜひご来場ください。

※詳細はこちら
http://www.bellmare.co.jp/101772